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栄養の小話〜炭水化物について〜

炭水化物には健康に良い炭水化物とそうでない炭水化物があるのをご存知ですか?

 健康に良い炭水化物とは、玄米や蕎麦、全粒粉を使っているものなど精製されていない炭水化物です。そうでない炭水化物とは白米やうどん、パスタ、小麦粉を使ったものなどの精製された白い炭水化物です。

 一体何が違うのでしょうか?

 炭水化物とは糖質と食物繊維を合わせたものです。一般的な炭水化物には食物繊維の量が少ないものが多く、健康に良い炭水化物には食物繊維が豊富に含まれており、その他の栄養価も含んでいます。つまり食物繊維が少ない炭水化物では、糖質ばかりで糖分の割合が高くなっています。

 糖分は摂り過ぎてしまうと、血糖値を急激に上げてしまいます。血糖値が急激に上昇すると、体の中でインスリン(血糖値を下げる役割をもつ)という物質が大量に分泌されます。

 インスリンにはエネルギーとして使われなかった糖分を体に蓄える働きがあり、余分な脂肪を蓄え太りやすい体質となってしまいます…。

 加えて、糖尿病などの生活習慣病のリスクがグッと高まってしまいます。

 しかし、食物繊維を多く含む炭水化物では食物繊維自体が消化されないため、炭水化物の分解や吸収が遅れ血糖値の上昇は緩やかとなります。

 加えて、良い炭水化物を摂取することで、心筋梗塞や脳卒中などといった動脈硬化によって起こる病気になるリスクが減っているという研究結果もあるそうです。

 良い炭水化物には[全粒粉、大麦、オート麦、ライ麦、キヌア、玄米、雑穀類、蕎麦粉]などがあります。この良い炭水化物の摂取量が多い人ほどBMI指数(肥満度を表す数値)が小さくなっているということも言われているそうです。

 少し注意しなければいけないのが、全粒粉や蕎麦粉が使われている商品の中には小麦粉も含まれている可能性があります。そのため、どれだけ良い炭水化物が含まれているのかに注意する必要があります。

 食品のラベルに原材料が明記されているのでそこを確認していただき、使用した重量の割合が高い順に記されているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 是非とも将来のために、普段の食事の炭水化物を気にかけ一歩でも健康に近づいてみませんか?

出典:世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 著:津川友介